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ノンフライヤーで作る野菜チップス|パリパリに仕上げるコツと温度設定
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目次
ノンフライヤーは野菜チップスの調理に向いた器具のひとつです。熱風を循環させる構造により、少量の油でも野菜の水分を飛ばしながらパリパリ食感に仕上げることができます。この記事では野菜別の温度・時間設定と、薄切りからパリパリに仕上げるポイントをまとめます。
野菜チップスをパリパリに仕上げるための共通原則
野菜の種類を問わず、ノンフライヤーでチップスを作る際に共通して重要な工程があります。
薄く均一にスライスする 1〜3mm程度の厚さに切ることが基本です。厚みが揃っていないと、薄い部分が焦げる前に厚い部分が仕上がらないという加熱ムラが起きます。スライサーや薄刃包丁を使うと均一にカットしやすくなります。
水気を完全に取る 水分が残っていると加熱中に蒸気が発生し、チップスがソフトな仕上がりになります。スライス後にキッチンペーパーで1枚ずつ押さえ、表面の水気をしっかり除いてから調理に入ります。
油は薄く均一に絡める オリーブオイルや米油など好みの油を少量(全体の重量の5〜8%程度)まぶします。多すぎると揚げ物に近い仕上がりになり、パリパリ感よりも油っこさが出ます。
重ならないように並べる バスケットに野菜を重ねると熱風が通らず蒸し焼き状態になります。量が多い場合は複数回に分けて調理することを推奨します。
野菜別レシピと温度・時間設定
さつまいも
さつまいもチップスはノンフライヤーで比較的作りやすい野菜のひとつです。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| スライス厚 | 1.5〜2mm |
| 油 | オリーブオイル 小さじ1(200g分) |
| 温度 | 160℃ |
| 時間 | 20〜25分 |
| 途中操作 | 10分経過時に裏返す |
ポイント さつまいもは糖分が多いため、高温(180℃以上)で加熱すると焦げやすくなります。160℃の低めの温度設定で時間をかけて水分を飛ばすことがパリパリ仕上げのコツです。スライス後に水にさらしてでんぷんを落としてから調理すると、焦げにくくなります。水にさらした場合はキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ってから油を絡めてください。
品種については、水分量の少ない紅あずまやパープルスイートロードがチップスに向いています。水分の多い紅はるかや安納いもはチップスよりも焼き芋に向いた特性があります。
れんこん
れんこんはスライスの薄さが仕上がりに直結する野菜です。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| スライス厚 | 1〜1.5mm |
| 油 | オリーブオイル 小さじ1(150g分) |
| 温度 | 170℃ |
| 時間 | 15〜20分 |
| 途中操作 | 8〜10分で裏返す |
ポイント れんこんはスライス後に酢水(水500mlに酢小さじ1程度)に5分さらすと変色を防げます。さらした後はキッチンペーパーで十分に水気を取ることが重要です。水分が残っていると仕上がりがしなやかになり、チップスのパリパリ感が出にくくなります。
れんこんは穴の部分に水分がたまりやすいため、バスケットに並べる前にキッチンペーパーで軽く押さえ込むように水気を取ります。
かぼちゃ
かぼちゃは水分量が多めのため、他の野菜よりも加熱時間を長めにとる必要があります。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| スライス厚 | 2〜3mm |
| 油 | オリーブオイル 小さじ1(200g分) |
| 温度 | 160℃ |
| 時間 | 25〜30分 |
| 途中操作 | 12〜15分で裏返す |
ポイント かぼちゃは皮つきのままスライスすると、皮部分が固くなりすぎる場合があります。食べやすさを優先する場合は皮をむいてからスライスする方が均一な仕上がりになります。
かぼちゃの糖分は加熱で焦げやすいため、途中で焦げ色が強くなっていないか確認してください。焦げが進みそうな場合は温度を150℃に下げて延長します。チップスにする場合は水分量の少ない栗かぼちゃ(エビス系)が向いています。
ごぼう
ごぼうはスライスが難しい野菜ですが、独特の香りと食感が楽しめるチップスになります。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| スライス厚 | 1〜1.5mm(ピーラーで薄切り) |
| 油 | オリーブオイル 小さじ1(100g分) |
| 温度 | 160℃ |
| 時間 | 18〜22分 |
| 途中操作 | 8〜10分で混ぜる |
ポイント ごぼうはピーラーで薄切りにする方法が均一なスライスを得やすく、チップスに向いています。スライス後に水に5〜10分さらしてアク抜きをします。アク抜き後は水気を十分に取り除いてください。
ごぼうは加熱が進みすぎると苦みが出やすくなります。焦げ始めた段階で取り出し、バスケットに広げたまま1〜2分余熱で仕上げる方法も有効です。
仕上がり別トラブルシューティング
野菜チップスはノンフライヤーでも失敗しやすいレシピです。よくある症状と対処法をまとめます。
| 症状 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| べちゃっとした仕上がり | 水気が残っている/重なり過ぎ | 水気を徹底して除く、量を減らす |
| 一部だけ焦げる | スライスの厚みが不均一 | スライサーで均一にカット |
| 全体が柔らかいまま | 加熱時間が不足 | 10〜15分延長、途中でひっくり返す |
| 油っこい | 油の量が多すぎる | オイルスプレーで薄くかける方法に変える |
| 縮みが大きすぎる | 加熱しすぎ | 時間を5〜10分短くする |
保存方法と食感の維持
ノンフライヤーで作った野菜チップスは、作りたてが最もパリパリした食感です。保存する場合は以下の点に注意してください。
- 完全に冷ましてから密封容器または密閉袋に入れる(温かいまま密封すると内部の蒸気でしなやかになる)
- 常温保存で1〜2日が目安
- 食感が落ちた場合は160℃で5分程度再加熱すると食感がある程度戻る
カロリーについて
ノンフライヤーで作る野菜チップスは、揚げ油を大量に使用しないため、フライ調理と比べると使用油量を抑えられます。ただし野菜自体の糖質・カロリーはそのまま含まれます。ダイエット目的での活用についてはノンフライヤーのダイエット効果も参考にしてください。
よくある質問
Q. 油なしでも作れますか? 油なしでも調理は可能ですが、仕上がりが乾燥してパリパリというよりカリカリに近くなります。また野菜によっては焦げやすくなるため、温度を140〜150℃に下げて様子を見ながら加熱してください。
Q. 同時に複数の野菜を調理できますか? 異なる野菜を同時にバスケットに入れると、水分量や最適温度が異なるため仕上がりがばらつきます。同じ野菜をまとめて調理するか、仕上がりの目安が近い野菜(れんこんとごぼう等)を組み合わせる方が管理しやすくなります。
Q. クッキングシートを使ってよいですか? クッキングシートをバスケットの底に敷く場合は、熱風の通り道をふさがないよう、バスケットの形に合わせてカットし余分な部分をたたむなどしてください。シートが浮いて加熱部位に触れると発火リスクが生じるため、使用前にノンフライヤーのメーカーの使用説明書を確認してください。
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